不動産投資の種類
一言で「不動産投資」と言っても、投資対象や方法によって幾つかの種類に分けられます。
ここでは不動産投資の種類について考えてみたいと思います。
「不動産投資」と聞いて一番イメージしやすいのは、「現物不動産投資」でしょう。
現物の不動産、つまり実際の土地や建物を購入し、それを住まいやオフィス、駐車場などとして賃貸することで収入を得る方法です。
この現物不動産投資にはマンションやアパート、オフィスビルや駐車場、ロードサイド店舗など様々な投資対象、経営方法があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。
またアパートやマンションに投資して経営するにしても、その物件を丸ごと買う方法もあれば、一部屋あるいは一部分だけを買って賃貸する方法もあります。
いずれにせよ現物不動産投資は現物を購入することが前提ですから、そのためにはある程度まとまった資金が必要になるでしょう。
別の投資方法として、「小口化不動産投資」というものもあります。
これは複数の投資家が資金を出し合って不動産を購入し、共同オーナーとなって一つの不動産を運営するという方法です。
この場合、購入した不動産を経営・管理していくのは不動産会社で、得た収入を投資家たちに分配するという仕組みをとるのが一般的です。
この小口化不動産投資の良いところは、不動産という高額なものでも資金を出し合うことで購入することが可能で、一人当たりの負担金額が小額でも良いというところでしょう。
更に小口化不動産投資と似た方法として、不動産を担保にした証券を発行することで一人当たりの投資金額を小額にし流動性を確保した「証券化不動産投資」という方法もあります。
こちらは株式投資に近い方法とも言えますね。
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